10月29日に花ひつじ用のMonster796が納車されてから、仕事が忙しかったりで
当日に慣熟走行したのと、11月3日に動画用に少し走っただけで、以降全く乗っていないし
よく考えたら、まだ細かい所までよく見ていなかったので
12日は天気も良かったし、写真を撮りながら、じっくり観察してみた。
Monster796に乗っている人に怒られそうだけど、自分のSportsterと比較してます。
その前に、縁あってうちにやってきた、
このモンスター796、新車のようですが新車ではありません。
前オーナーは自分の動画に出てくるトシちゃんのような人(全く乗らない人)で
去年の9月にモンスター796が発売になってスグに購入、
1年で1700Kmだけ乗って、
今度はモンスター1100EVOに乗換!
うちがディーラーを訪れる3日程前に下取車で入庫したものを
お買い得価格だったので購入したものです。
室内で保管されていたようで非常に綺麗です。
ディーラーに展示してあった時は新車だと思って見てました。
ディーラーの人曰く、2500Km迄は慣らしをしてくれとの事なので
人間がバイクに慣れるのもあるけど、もう少し6000rpm以下で慣らしていきます。
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モンスター796は何処から見ても斬新なデザインだけど
この角度から見るのが1番カッコイイかも!
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これからMonster796を買おうと思っている人と
Monster796に興味がある人どうぞ!
Monster796の簡易インプレです。
Ducati Monster 796 SPECIFICATION
シャーシ |
フレーム | スチールパイプトレリスフレーム |
ホイールベース | 1,450mm |
キャスター角 | 24° |
フロントサスベンション | マルゾッキ製43mm倒立フォーク |
フロントホイールトラベル | 120mm |
フロントホイール | Y字5本スポーク 軽合金 3.50 x 17 |
フロントタイヤ | 120/70 ZR17 |
リアサスペンション | プログレッシブリンク ザックス製アジャスタブルモノショック(プリロード / リバウンドダンピングアジャスト) |
リアホイールトラベル | 148mm |
リアホイール | Y字5本スポーク 軽合金 5.50 x 17 |
リアタイヤ | 180/55 ZR17 |
フロントブレーキ | 320mmダブルディスク 4ピストンラジアルマウントキャリパー |
リアブレーキ | 245mmディスク 2ピストンキャリパー |
燃料タンク容量 | 15リットル |
乾燥重量 | 167kg |
インストルメンツ | デジタルメーター:速度計、回転計、時計、スケジュールメインテナンス時期、油温、トリップフューエル、外気温、ラップタイム表示、油圧低下警告灯、燃料 リザーブ警告灯、ニュートラル表示灯、方向指示器表示灯、オーバーレブ警告灯、イモビライザー表示灯、DDAシステム装着可 |
ドゥカティワランティ | 2年間距離無制限 |
ボディーカラー
(フレーム/ホイール) | Red (red / back) - Arctic white silk (red / back) - Diamond black silk (red / back) - Monster Art colours (red / back) |
バージョン | ビポスト |
シート高 | 800mm |
エンジン |
種類 | L型2気筒 2バルブデスモドロミック 空冷 |
排気量 | 803cc |
ボア x ストローク | 88 x 66 mm |
圧縮比 | 11:1 |
出力 | 64 kW - 87hp / 8250rpm |
トルク | 78Nm - 8.0kgm / 6,250rpm |
燃料噴射 | シーメンス製電子制御燃料噴射、45mmスロットルボディ |
エグゾースト | 軽量2-1-2システム O2センサー2個付触媒 |
トランスミッション |
ギアボックス | 6速 |
ギアレシオ | 1速 2.462、2速 1.667、3速 1.333、4速 1.130、5速 1.000、6速 0.923 |
1次減速比 | ストレートカットギア : 減速比 1.85 : 1 |
最終減速比 | チェーン: フロントスプロケット 15T: リアスプロケット 39T |
クラッチ | APTC 湿式多板 油圧作動 |
エミッション |
スタンダード | ユーロ3 |
DDA |
DDA | 装着可 |
DTC |
DTC | このモデルでは利用できません |
ABS |
ABS | 標準装備 |
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モンスター796に乗って最初に驚いたのがその軽さ!
なんと乾燥重量167Kg
Sportsterの乾燥重量が260Kgなので、その差93Kg!
先日旅立っていったエリミネーター250Vの乾燥重量が171Kg
排気量3倍以上あるのにモンスター796の方が軽い。 |
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まだ慣らし中なので6000rpmまでしか使っていませんが....
ギア比がハイギアードなのもあるけど
このエンジン803ccもあるのに
3000rpm以下では激しくギクシャクするので
まともに使えません。
市街地では、発進後は常に4000rpm前後をキープするように
頻繁にギアチェンジしていないとダメみたいです。
普段、2000rpm以上が全域トルクバンドのSportsterで
ズボラな運転が身についているので非常にせわしなく感じますが、
5000rpm位から元気になって
猛烈なトルクとパワーが立ち上がってきます。
乗っていると、もっと回せっ!って
せかされているような気がして、非常に刺激的なエンジンです。
このバイクは日本の多くのバイクの様に、
ある程度まではバイクが乗り手のレベルや気分に合わせてくれる.....
そんな親切設計のバイクではありません。
モンスター796は、その逆パターンです。
なんでこんな気難しそうなバイクがうちに来たのか.....
ちなみに近所のサーキットで試したところ
6速で6000rpm時は、ぬおわKm出ました。
慣らし終了が楽しみです。 |
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指定使用エンジンオイルはシェルアドバンス
オイル交換時2.7リットル、オイルフィルター交換時3リットル
Sportsterのように安オイルを使用出来ない...
クラッチはAPTCスリッパ−クラッチ
湿式なので作動音は静か |
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ミッションは6速
ちょっと乗って見た感じは
このバイクの1速は日本の大型バイクの2速に相当するくらい
ギヤ比が異様にハイギアードなので慣れないと発進の時もたつきます。
また、3000rpm以下がスカスカで使えないので
日本の道路で法定速度を守って走るには
高速道路でも4速までしか使えません。 |
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リアサスはザックス製の高級品が付いてます。
標準のセッティングでも、もの凄く固いです。
プリロード / リバウンドダンピングのアジャストが出来るけど、
まだ調整はしていません。
モンスター796のスイングアームはモンスター1100EVOと共通の片持ち式
モンスター696は両持ち式なので外見上の1番の識別点かも |
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見づらいかな?
と思ったメーターは意外に見やすいですが
カウル無しのバイクなのに
ハンドルの切れ角がミョーに少ないです。
慣れないとUターンするのが不便かも?
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ABS付車の燃料タンク容量は13.5リッター
航続距離は約200Km前後かな?
外見上タンクに見えるのはプラスチック製のダミーカバーで
カバーの中に樹脂製の燃料タンクがあります。
オプションで着せ替えキットが10種類以上出ているので
今後、外装は取替えるかもしれません。
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ブレーキはブレンボ製(ABS付)指一本で強力な制動力が立ち上がります。
Sportsterと同じ感覚で握ると強力すぎてビックリします。 |
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シングルシート風のカバーは
ビス2本で留まっているだけなので外すとタンデム可ですが
日本のバイクには当たり前のように付いている
荷掛フック等の便利装備は全く付いていません。 |
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マフラーはノーマルですが
音量は社外の車検対応マフラー並に大きいです。
これで日本の世界一厳しい騒音規制を通ってるのが不思議
当分はこのまま乗りますけど、そのうち交換してみます。
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シートは赤いステッチが入っていて
見た目にカッコイイです。
シート高は800mmなので足つきは悪くないです。 |
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最後に気付いたのがコレ!
メインキーとシートロックの鍵穴まで赤い!
こんな所に気を遣うなら
折りたたみ式の荷掛フックくらい付けて欲しかった。
まだ距離を走っていないので、
乗ってみて気付いた事は順次書き足していきます。
慣らし終了後、またインプレを書く予定です。
天気が良いので、この後は
横浜の赤レンガ倉庫まで昼飯食べにプチツー行って来ました。
その時の模様は次回に書く予定です。
最後にしつこくもう一度前回の動画を貼っておきます。
動画のタイトルをクリックすると別窓で見られます。
(HDで作ってるので720pフルスクリーンHDで見てね)
大音量で見るべし!
Welcome to Ducati Monster 796 ★Thanks Eliminator 250V★
11月17日追記
試乗時に撮影した
ノーマルマフラーの排気音の動画も追加しておきます。
Ducati Monster 796&1100 EVO Stock Exhaust Sound
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2012年5月30日追記
Monster796で走る新東名高速